「シークヮーサー」は沖縄に古くから自生する小粒のミカンで、
実が青い、未熟の間は酸味が強く、酢の物やジュースの原料として使われています。
熟したものは、適度の甘みと酸味があり、独特の風味も加わり、果物として出荷しています。
もともと沖縄の風土で育った「芭蕉布」を着心地の良い繊維にするために、
「シークヮーサー」の果汁に芭蕉布の生地を浸し、水洗いをする洗濯法が行われました。
芭蕉布が生産されているところにシークヮーサーも一緒に生産されていました。
勝山にも実際、芭蕉布が健在です。少なくはなっていますが、その名残があるんですよ。
シークヮーサーの名前の由来は
食べたら酸っぱいもの、「食わす」→「クヮース」という「シークヮーサー」という風に言われています。
「クヮース」にはひっつくや加えるという意味もあり、諸説あります。
シークヮーサー酸味があるときは刺身、焼き魚、サラダなどドレッシングとして活用するのがおススメです。
甘い時のシークヮーサーは、シークヮーサージュースや、生食用として食べると美味しいですよ。